こんにちはKazumiです。
岐阜県高山市の「宇津江四十八滝」を訪れました。
この場所には13の滝があり、全国自然100選地および岐阜県名水50選地にも指定されています。ハイキングは片道約1時間で手軽に楽しめ、夏休みにもオススメなスポットです。
今回は写真と共に、13の滝の名前の由来をご紹介します。
来訪日:2023.4/10
宇津江四十八滝県立自然公園とは?
滝の名前の由来は、四十八滝川からだそうで、四十八の数の滝があるわけではありませんが、名前のついている滝だけでも13箇所もあります。大小数え切れぬ数の滝が存在しています。
これらの滝は、しぶきをあげて落下し、四季折々に装いを変える様子が見られ、まさに秘境そのものです。
周辺にはキャンプ場が整備されており、近くには温泉施設や花園もあります。
滝めぐり出発地点 | レストハウスしぶき
出発地点のそばにある「レストハウス しぶき」。
こちらでは、地元の食材を活かした料理が頂ける食事処や、お土産などが販売されています。
出発地点まで車で来ることができ、駐車料金は無料です。
宇津江四十八滝へ出発 | 13の滝の由来
いよいよ出発です!! 出発地点では標高730mです。
出発地点付近で、清掃協力金として大人200円を支払います。
約1kmの山道を歩いていきます。
ねじ栗
スタートするとすぐに、巨大な栗の木の切り株がありました。
宇津江四十八滝にまつわる伝説「よそ八伝説」で、大蛇が巻き付いたからねじれてしまった「ねじ栗」だそうです。
辯財天専女御け津神(べんざいてんとうめみけつのかみ)
「ねじ栗」のすぐ隣には「弁財天」の原型が祀られていました。
1 魚返滝(うおがえりたき)
コースに沿って13の滝を紹介していきます!
まず初めに見えてくるのが「魚返滝」。訪れたのが4月でしたが、少し雪が残っていました!
名前の由来 | これより魚が上流に上がれないほど険しいことから。 |
滝の高さ | 6.0m |
滝の幅 | 1.5m |
2 朝霧滝(あさつゆたき)
こちらはなだらかな滝ですね。
名前の由来 | 朝、立ち込める霧が美しく見えることから。 |
滝の高さ | 2.5m |
滝の幅 | 4.0m |
3 平滝(ひらたき)
上流には、さらに二つの滝が見えます。
名前の由来 | 地形が平らく、滑らかに流れていることから。 |
滝の高さ | 3.0m |
滝の幅 | 4.5m |
4 函滝(はこたき)
写真を撮りそびれてしまいました。
名前の由来 | 箱から出した剣が突き立つように見えることから。 |
滝の高さ | 11.5m |
滝の幅 | 4.5m |
5 上段滝(じょうだんたき)
滝の側には四十八滝不動明王が祀られていました。
名前の由来 | 三つ見える滝の一番上にあることから。別名夫婦滝。 |
滝の高さ | 10.1m |
滝の幅 | 6.8m |
6 梵音滝(きよのきたき)
名前の由来 | この滝の音が、経を読む時に拍子をとるキヨノ木の音と似ていることから。 |
滝の高さ | 2.0m |
滝の幅 | 3.0m |
7 王滝(おおたき)
標高820m。こちらが宇津江四十八滝の中で一番大きな滝になります。
友人が撮ってくれました^^
滝のすぐ側まで行くことができ、マイナスイオンをたっぷり浴びてきました!
名前の由来 | 滝群の中でも特に優れて大きいことから。 |
滝の高さ | 18.8m |
滝の幅 | 7.0m |
8 銚子口滝(ちょうしくちたき)
名前の由来 | 銚子の柄がついた器でお酒を注ぐように見えることから。 |
滝の高さ | 10.8m |
滝の幅 | 2.0m |
9 障泥滝(あおりたき)
よく見ると左側にスーッと水が流れ込んでいました。
名前の由来 | 乗馬の際、馬の腹にあぶみで傷がつかないよう巻く布「あおり」のように幅広く見えることから。 |
滝の高さ | 9.8m |
滝の幅 | 6.5m |
展望台
障泥滝から少し進むと展望台があり、北アルプスのパノラマを一望することができました。
とっても素敵な景色でした。
10 盌水滝(わんすいたき)
写真では分かりづらいですが、実際に見るともっと素敵でした。
名前の由来 | 盌の中で渦を巻いて流れるように見えることから。 |
滝の高さ | 1.5m |
滝の幅 | 3.5m |
11 瑠璃滝(るりたき)
写真を撮りそびれてしまいました。
名前の由来 | 差し込む太陽が瑠璃色に輝き神秘的なことから。 |
滝の高さ | 6.0m |
滝の幅 | 4.0m |
12 布晒滝(ぬのざらしたき)
名前の由来 | 幅が広く、青白い布をさらしたように見えることから。 |
滝の高さ | 2.0m |
滝の幅 | 10.5m |
13 上平滝(かみひらたき)
いよいよ最後の滝です。13の滝を見ながらたっぷりとマイナスイオンを浴びました。
写真を撮っていたのでゆっくりのペースでしたが、片道約50分で登ることができました。
名前の由来 | 地形的に平坦で上流部にあることから。 |
滝の高さ | 6.0m |
滝の幅 | 1.5m |
マイナスイオンたっぷりの頂上広場でランチタイム
最後の上平滝から広場に進む山道があります。
ベンチに座ってランチタイムです!!
食べたいものを買ったらアンバランスになりました笑
高山のスーパーで見つけたおはぎはとってもおいしかったです^^
お天気がとってもよくて最高のランチタイムです。
春の時期でしたので、ふきのとうが咲いてました。
アクセス・料金
住所 | 〒509-4121 岐阜県高山市国府町宇津江3235-86 |
営業時間 | 売店 4月から11月中旬 (冬期は、宇津江四十八滝総合案内所駐車場まで通行可) |
お問合せ | 12月1日~3月31日 四十八滝温泉「遊湯館」:0577-72-5526 4月1日~11月30日 宇津江四十八滝総合案内所:0577-72-3948 |
アクセス | JR高山駅より車で国道41号経由30分 中部縦貫自動車道 高山インターチェンジより、国道41号経由30分 |
駐車場 | あり |
料金 | 清掃協力金:200円(大人)、100円(こども) |
宇津江四十八滝に訪れてみて
高山は何度か訪れたことがありましたが、こんなにたくさんのマイナスイオンを浴びることができ、癒されるスポットがあるとは知りませんでした。
私は金沢市在住ですが、車で約2時間ほどで行くことができるので、ドライブにも最適な場所です!
四季折々の景色を楽しめると思うので、次は夏や秋の紅葉の時期にも訪れてみたいです。
また、同じ日に岐阜県の古川も観光しましたので、そちらもご紹介したいと思います^^